北陸道と東海道② 長野と松本の対決は続く
前回は越中・飛騨・美濃と川を見て来ましたが、今回は越後・信濃・三河・遠江から区割りの在るべき姿を考えます。
糸魚川から姫川を遡ると塩尻市旧楢川町に水源の一つがあります。正直塩尻市と楢川町の合併は塩尻市が細長くなるばかりでどうなのかと机上で思案したのですが、考えが足りなかったようです。
旧楢川町(姫川)と木曽川の水源を抱える木祖村は隣同士とはいえ、別の県どころか別の道州でもおかしくなかったのです。
信濃川は南佐久郡川上村に、天竜川は茅野市に源を発するようです。
今までの分析(という程でもないですが)を総合すると、北陸と東海の境は大雑把に分けて
佐久・小県・塩尻・安曇平と旧高根・朝日・久々野以外の高山が北陸
諏訪・伊那・木曽・下呂と高山のうち旧高根・朝日・久々野が東海
と見立てればそれほど間違いはなさそうです。
次回は東海と関東の境ですが、山梨県の地図を見るだけでも「関八州とそれ以外でいい」と言い切れるものではない、と言っておきます。
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