維新w未来www

2017年11月 4日 (土)

宮路拓馬よ、鹿児島市長もアリ…かも

実は当ブログ主、「維新w未来www」という前世紀のカテゴリーで(そこまで古くないか)記事を書きまくっているせいか、なぜ宮路拓馬(自民・九州比例)が元々の地盤だった新鹿児島2区や新3区からではなく、新1区からの立候補を保岡(興治)王国を壊しに行ってまで模索しているのか、さっぱり分かっていませんでした。
南日本新聞で選挙後に連載されたコラム「1減決戦のあと」によると、宮路拓馬は高校まで鹿児島市に住んでいたため鹿児島市への思い入れが強いということで、それで合点がいきました。
しかし保岡三代目・宏武の惜敗率は97.5%、比例重複立候補も出来なかったなどほぼ最悪の形に近い世代交代から僅かな期間でここまで持っていったのは、いくらマスコミが「世襲批判に屈した」と言い募っても保岡王国の総合力を如実に示したと言えるでしょう。そんな訳で当ブログ主は1区の候補者は保岡宏武で決まりだとしか考えられないのですが、では宮路拓馬はこのまま銅バッジで永田町をさすらうのか。

ここで注目してもらいたいのは鹿児島市長・森博幸か4期目であるということです。
多選批判がかまびすしい昨今、森市長の元で大過なく過ごしてきた(多分)鹿児島市役所にもそろそろ新しい主を迎えようとする気運が出てきてもおかしくありません。前回の選挙が2016年11月、次は2020年11月となれば宮路拓馬が鹿児島市長選に出るなら、オリンピック後に行われるであろう衆院選には出馬せず地盤固めをするのが最善に近い判断となります。
宮路拓馬が鹿児島市への思い入れが強いのであれば、中核市筆頭である鹿児島市の市長は衆議院議員と比べて見劣りするポストとは言えません。このまま保岡王国と内戦を続けて山之内毅(維新・元)が漁夫の利を得るならまだしも、テニアン川内博史(立憲民主)王国を鹿児島に作られるのは鹿児島のみならず全国的にも損失が大きい、と当ブログ主は考えます。

ただし、森博幸は現在68歳であり、前任の赤崎義則が5 期20年勤めたことを考えれば自分ももう一期勤めたいと考えていてもおかしくありません。枕崎や南九州市が主たる基盤の宮路後援会の意向を除けば、この点が「鹿児島のイケメン市長・宮路拓馬」誕生の最大のネックと言えましょう。
(敬称略)

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2017年10月23日 (月)

【2017衆院選】私家版鹿児島のこれから

鹿児島の衆院選も我らが3区の野間健(希望前)が比例復活叶わず落選という結果を以てようやく終わりました。

惜敗率90%行かなかった時から駄目かなぁと思ってましたが、やっぱり小里ブランドにやられましたか…。旧3区でも小里の名は知られているが旧4区では「野間?誰?」という状態から、惜敗率88%に持っていったのは健闘と言えますが、負けは負けです。3区の代表はひとりで行くしかない。
2区・4区は措いて(第二次保徳戦争は不発でしたし)、1区は当ブログとしては望ましくない結果になりました。

山之内毅(維新元)が伸びないのが確定してからはどうでもよくなってましたが、保岡宏武当選・川内博史比例復活になると観てたら斜め下の川内当選、しかも保岡の比例復活なしという受け入れにくい結末でした。
保岡王国の世代交代が拙劣で悪印象を受けたからといって、なぜ批判票を山之内ではなく川内に集めたのか、どっちも元職ならテニアン川内の復活は全国に顔向け出来なくなるマイナス要素だと認識出来ない有権者がかなりいた、という事実は未だに理解に苦しみます。
それでも保岡宏武の惜敗率は97.5%、比例重複立候補が出来ていれば佐賀1区の岩田和親(74.8%)に替わって銀バッジが取れます。父親から地盤も看板も虫食いだらけの状態で継承という悪条件の中からこれだけの成果を出せば、「1区から出たい」と公言している宮路拓馬は一蹴出来ます。95%を超える惜敗率は有権者が保岡王国の世代交代を良しとした、としか言いようがないんですから。

以上を踏まえて、私家版「鹿児島のこれから」を考察します。
次の衆院選は

1区保岡宏武vs川内博史
2区金子満寿夫
3区宮路拓馬
4区小里泰弘

といった面々が有力候補として争われるのがよろしい、と主張します。
野間や山之内といった惜しい人材もいますが、まずは与党自民党の若手、宮路拓馬に選挙区を割り振ることを重視します。

その為に小里泰弘には故郷の霧島市に帰ってもらい、森山裕(4区)には1区取りこぼしの責任を取って引退してもらいます。

取りこぼしは殆ど全て保岡興治が原因(としか観えない)なので、森山にすれば理不尽極まりない提言ですが、70代が2人いるからとはいえ県議生活が長く、代議士生活を満喫しきっている金子の肩を叩くと骨が(物理的に)折れそうなので農相・国対委員長を花道として宮路に席を譲ってもらうのが次善だ、と当ブログは考えます。

なんやかんやで宮路・保岡いずれの世襲も近い将来は成功するのではないでしょうか。
(敬称略)

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2017年10月 9日 (月)

保岡興治引退 はぁ…そうですか…

鹿児島1区の衆議院議員保岡興治さんが引退され、後継に長男が立たれる(西日本新聞)ようです。
「がんの治療」が本当だとしても、宮路(拓馬・九州比例)外しとも受け止められる公示日2日前の世代交代発表…。県都・鹿児島市に築いた保岡王国を山之内(毅・維新元)に乗っ取られなきゃいいですけどねぇ。

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2017年10月 2日 (月)

【鹿児島2区】その戦術はどうなんだ、希望の党…?

我らが鹿児島3区は北の小里泰弘と南の野間健の票取り合戦になっていますが、

小里泰弘 当選
野間健  比例復活

になるといろいろ捗るんですが(逆でもいいけどなりにくそう)、なかなか難しいですかね。
それよりも2区にはびっくりしました。まさか第二次保徳戦争の開始とはねえ…。絶賛売り出し中の希望の党が絡んでくるにはぴったりな下地だと思ったんですが、鹿児島2区は民進系の候補を支援するそうです。
小池さん若狭さん細野さん、誰に言えばいいか分かりませんが、一応問い掛けます。

希望の党には、徳洲会の票とカネは要らないんですかーーーーーー!?

小池さんがガチで徳洲会を嫌っている、というのも考えられそうなことではありますが、う〜ん。

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2017年4月22日 (土)

◯◯「石破茂・片山善博は憲法違反だ」(うそ…?)

衆議院の一票の格差が話題になる場合、アダムス方式という配分法が問題になります。当ブログ主は「まず基礎自治体(都道府県)に一議席ずつ割り振って、残りを人口に応じて配分する」方式だと理解している程度ですが、それが正しいか否かは今回重要とはしません。
まず都道府県に一議席配分するなら、その時点で人口に応じた配分を考慮した方式が採用されるのが当然なはずです。具体的な仕組みはどうするか分かりませんが、要するに

「衆議院の場合、鳥取県には有無を言わさず2議席ではなく1議席のみを割り振る」

ことを、何が何でも一票の格差を是正すべきだと主張するなら提言しなければならないのです。そのあおりを喰って例えば、我らが鹿児島県も4から3に減らした方が格差が小さくなると示されたら、それを受け入れなければならない、そこまで飲まなければ一票の格差は縮まらんのです。その中で

「(地元鳥取県の参議院の格差ばかりに世論を誘導し、衆議院の格差には頬被りをする)石破茂・片山善博は憲法(14条)違反(の主張を公然と行う厚顔無恥な輩)だ」

との指弾も出てくるでしょう。既に出ていたら大騒ぎになっているはずなので、やっぱりまだ出てないんだと思います。

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2015年4月25日 (土)

橋下徹は堺市長になってればよかったんでは…

今さらながら2013年の堺市長選挙で現職への対抗馬に自身が立候補していれば、まだ維新の会も勢いを保てていたんではないかとふと思いました。さすがに「しつこいシロアリは堺にいました」じゃ総スカンなんで「背信者は民主主義から退場せよ」くらいの…橋下が竹山に勝てそうなフレーズが思いつかん。大阪市には誰を立候補させればよかったのか、これも思いつかん。

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2014年12月14日 (日)

【鹿児島3区速報】野間健強くなったなぁ…

MBCを見てるんですが、現時点で

野間健 71,000
宮路拓馬 50,000

だそうで、宮路の惜敗率は約7割、明らかに以前より差がついています。

鹿児島3区はもう日本じゃない!?
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1525029/1537329/84388930

3区で開票率が100%になっていないのはさつま町のみ、薩摩川内市で野間30,000:宮路13,000、日置市で宮路12,000:野間9,000、その他いちき串木野市・枕崎市で野間が勝利しています。
私は3区を「北の野間、南の宮路」と捉えていたので野間が枕崎市を制したのはちょっとした衝撃でした。

(12/14 00:15追記)
宮路拓馬が比例復活当選を果たしました(MBCニュース)。
"宮路は嫌い"とはいえ代替わりしたし嫌悪感も変わるかもしれない。野間は50代宮路は70代やったが今度の宮路は30代になった、つまり"宮路の方が長く働ける"ようになった。と勘案して再び宮路に投票した甲斐がありました。

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2014年12月 5日 (金)

川内博史は国替えしろよ…

鹿児島1区は山之内に譲ってさぁ…どうせ比例復活狙いなんだし、小里や森山の強い4区5区は無理にしても、徳田の後で地盤の固まってない2区なら打越の後援会もフル回転したんじゃ…と今さら言っても仕方ありませんが。熊本で民主党候補が0ってんじゃどうしようもない、ってそりゃ関係ないか。

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2014年11月21日 (金)

「自民党は浮き足立っている」(海江田万里)

海江田代表、事実誤認に基づく発言は止めて頂きたい。民主党にしっかり地につけてしゃんと立つ足がある訳ないでしょう。もしかして、民主党は足を持っていると思っておられるのですか?

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鹿児島3区はやっと日本に復帰します

前の総選挙で当ブログでは

鹿児島3区はもう日本じゃない!?
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1525029/1537329/84388930

と記事を書きましたが、今回の選挙でやっと正式に「日本に復帰」できます。
現3区当選の野間健が所属していた国民新党が解党した時点で、鹿児島3区は民主党に加担した「国賊」扱いからはひとまず抜けた、と思います。
しかし、今回引退する宮路和明の息子・宮路拓馬ではなく野間健が当選したとしても、もはや鹿児島3区が国賊扱いされることはない、といえます。単に国民新党の存在を有権者が覚えているか疑わしい、とも言いますが、元々野間健の前の松下忠洋が自民党を離党したのは郵政民営化問題によるもので、松下自身は保守政治家と自他共に認める所でした。つまり、今回の鹿児島3区は民主党という色眼鏡のない純粋な保守分裂選挙となるのです。(言い過ぎ?)

それにしても、前の選挙の後にマスコミが3区に来なくて助かりました。下手したら冗談抜きで国賊の烙印を押されているところでした。

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