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2017年3月21日 (火)

駿河湾及び浜名湖沿岸部から内陸に入るルート

「危ないリニア新幹線」(リニア・市民ネット編著 緑風出版 2013年)で橋山禮治郎千葉商科大学大学院教授が東海道新幹線のバイパス路線の建設を提言されています。

「東海道新幹線の持つ脆弱性、すなわち東海・東南海大地震と津波による致命的な被害を最小限に回避するため、現在の東海道新幹線の一部区間に安全性の高いバイパス路線(駿河湾及び浜名湖沿岸部から相当内陸部に入ったルート)を早急に併設」し、それに要する費用を1〜1.5兆円程度と見ています。(P179)
1kmあたりの建設費を整備新幹線より少し高めの80億円と見立てると、125〜187.5km建設できるので駿河湾から浜名湖の北をかすめるルートであればそれでよいと推察できます。
但し、地震・津波の被害を軽減するなら東端が駿河湾沿岸部、西端が浜名湖を回避するだけでは不十分です。相模湾にも、小田原駅を通らないバイパス路線を三島から箱根山を避けた内陸部を通して延伸した方が危険は回避しやすくなります。更に言えば、豊橋駅〜蒲郡の三河湾沿岸部も回避した方がいいと言えます。
ここまでやっても東海道新幹線最大の弱点、大井車両基地はカバー仕切れません。神奈川県に新たに建設するにしても大井が主に稼働することには変わりありません。

ですが、ここまでやると費用は2兆円を超えます。1兆円台の計画でも東海道に1本でもより多くの新幹線を走らせることができる訳ではない為、株主の反発で実現しない可能性の方が高いでしょう。ついでに360km/h程度の高速で走れるようにして東京〜新大阪・山陽新幹線特に博多への対航空競争力をあげる、という旗が上がれば流れは変わるでしょうが…。東京・品川からとは言わずとも新横浜から小倉・博多への乗客を奪えば羽田〜福岡間の航空路線といえども減便は避けられません。

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